先日、図書館で一冊の本を借りた。
斎藤一人さんのYouTubeで紹介されていた『ガンは治るガンは治せる』
『まえがき』に、こんなことが書いてある。
【ガン患者の8割は、じつはガンで死んでいるのではない、ガン治療(手術・抗ガン剤・放射線治療)で殺されている。
ガン治療の現場で苦悩しているのは、携わっている医師や看護師さんたち。
自らには拒絶する“毒薬”を病院経営のためには打たざるをえない。
患者の免疫力を殺(そ)ぐことが分かっていても当てざるを得ない放射線療法。
このようなおぞましい惨状は、一刻も早く改めなければなりません。】
すでに抗ガン剤治療をしている私は、この先読むのが怖くなった😖
治療することは間違いなのか?
まあ、読み進めてみよう😅
ガンになりやすい人は、過剰なストレスやムリな生き方をしている人。
たとえば・・長時間労働、夜更かしで仕事をする人たち、とある。
夜勤は身体に悪い。まさに、私がやってた介護の仕事。夕方4時半~翌朝9時半までの17時間勤務。2時間の休憩時間はあるものの、それは仮眠室で休憩を取るのではなく、ナースコールが鳴らない時など、自分が取れる時に現場でお休みください・・というもの。
夜勤中に、日中できない業務をしたりもしていた。議事録や勤務表を作ったり・・
日によっては一睡もできずに夜勤を終え、おまけに、就業時間が過ぎても残って仕事をしたり・・
自分の身体をもっと労わるべきだった・・
さて、📝『ガンを治す4か条』とある。
1️⃣生活パターンを見直す
2月に手術を終え、抗ガン剤治療に入った。
治療のため、長期で仕事を休むことになり、まさに生活パターンを見直さざるをえなくなった。
頑張って身体に鞭打って、(・・とは大げさか?)働いて、そしてガンになるとはね・・
何のために仕事してきたのだろう?もっと、自分を大切にすればよかった・・
そのぐらい仕事のことを考えてる時間が長かった。
療養生活2か月目に入る頃、早く職場に復帰しなければ・・と焦りが出た。
あー、いかんいかん!悪い癖がでた。
「~しなければ」「~すべき」この思考が病気を作ったのだと思う。
今はゆっくり休みなさい・・という身体からのサインなんだから、ゆっくりのんんびりしなさい・・ということか。
2️⃣ガンの恐怖から逃れる
ガンになれば、もう不安と恐怖しかない。
でも怖がれば怖がるほど、緊張すればするほど、副交感神経は働かない。
副交感神経が働かないとガン細胞を攻撃してくれるリンパ球のナチュラルキラー細胞(NK細胞)が活性化してくれない。
だから、もう開き直ろう!受け入れよう!
「生き方を変えるキッカケになってくれてありがとう・・」ガンに感謝できるような境地・・
私の場合は、もうしばらくかかりそう。。
3️⃣辛くて消耗するような治療は受けない
明日はいよいよ抗ガン剤治療5クール目。副作用も回を重ねるごとに重くなってくる。
副作用は比較的軽い方だ。倦怠感も食欲不振もない。
関節痛としびれがあるだけ。
「日常生活に支障が出るようになったら中止」主治医が言った。
5クール目の副作用の出方を見よう。
私も痛みや支障が出てまでやろうとは思わない。
4️⃣交感神経緊張から副交感神経にいかにもっていくか
ガンを自然退縮に持ち込むには体を温めること。
湯たんぽ、お風呂、温熱器、岩盤浴・・
そう、体温を上げるといい、とは聞く。最近、シャワー浴で済ませるので夏でもお風呂に入る方がいい・・と思った。
また、リンパ球の働く条件、副交感神経を優位にするには食べ物を変える。
玄米、菜食はいいとのこと。まぁ、ちまたでも言われているが。
病院では、食べ物についての指導はまったくない。
おそらく医学的根拠はないのだろう。
だから自分で免疫を上げる食べ物は何か調べた。そして、退院してしばらくは毎日野菜ジュース(人参・リンゴ)を作って飲んだ。
他に白米に玄米を入れて炊いたり、キノコ類、ヨーグルト、ナッツ、バナナは毎日食べている。
この本が言いたいことはすごくザックリまとめると、こういうことか?
手術・抗ガン剤・放射線治療で、必ずしもガンが100%治るわけではない。それなのに、治療によって患者さんには大きなリスクが伴う。
後遺症や副作用による損害の方が大きすぎる。
よかれと思ってした治療が、逆にガンを増発させたり、寿命を縮めたりもする。
一方で・・
今までの生き方を見直し、生き方を変えればガンは治る。
人にはもともと自然治癒力が備わっている。リンパ球を活性化させることが治癒力を高める。
リンパ球を活性化させる方法について。
ガン患者さんそれぞれにガンの種類もステージも病態も違うし、個人差もある。
治療についての考え方もさまざま。。
治し方は自分で選ばなければならない。
私は、医療(手術、抗ガン剤治療)を選んだ。
そして人間の持つ自然治癒力も信じている。
今いる場所から病気を治すこと、健康になることを考えよう。
最初は読むのが怖かったけど、ガン治療について考えさせられる一冊だった😉