病室、満床になる😮

同室の入院患者さん、お2人が今日退院🏥

新たに3人が入って来たので、ついに満床になった。

患者さんが入れば入るで、別にイヤなわけではない。

4人部屋なんだから、当然っちゃあ、当然だ🙄

だが、やはり圧迫感を感じるのは確かだ。

今となってみれば貸切りライフがなつかしい。。

気楽でよかったなぁとは思う。

でも私も一週間後、退院だ。

放射線治療もあと5回で終わる。

胸の辺りが少しムカムカする感じはあるが、食欲はあるし食べれている。

吐き気止めを飲むほどでもないので様子を見ている。

放射線治療が終わってしまえば、副作用は日に日に軽くなるという。

このまま無事に最終日を迎えられますよーに✨

一期一会~ご縁に感謝🙏

昨日隣りの患者さんのイビキは・・

大したことはなかった😁

これまでの2人のイビキに比べれば・・

カワイイものだった😸

だから耳栓は必要なかった。

今日は、病室の2人の患者さんは朝から抗がん剤治療だった。

2人ともステージも違うし、経過も違うようだが・・

子宮体がんだ。

治療はTC療法。

パクリタキセル・カルボプラチン療法とも言う。

私も一番最初にやったのが、このTC療法だ。

副作用で出やすいのは、手足のしびれや関節痛、脱毛だ。

朝「みなさん、頑張りましょうね~!」と斜め向かいの女性が声かけに来た。

「はい!何とかなる!大丈夫、大丈夫!」

そう言って笑いあった。

この連帯感。。新鮮だ。

長期入院してると、いろんな患者さんにご縁がある。

一期一会。

スピリチュアル的にいうと、偶然ではなくて必然か。

引き寄せの法則的に言うと、、

この世界は私が創っているのだから、

私がこの人たちを引き寄せた・・ってことだ。

登場人物なのだ。

ご縁に感謝。

そしてお二人の健康と幸せを願おう🙏

個室生活終了~🍃

週が明け、今日からまた放射線治療が再開した。

残すところ、あと7回となった。

放射線治療カレンダーのシールもこんなに増えた。

さて、午後からだ。

この部屋が騒がしくなってきた。

隣りに、まず一人入院患者さんが入り、、

30分後、斜め向かいにもう一人入って来た。

ついに個室生活が終了~😑

この2人、すでに知り合いのようでおしゃべりが続く。。

ちょっとうるさいが、、

今までが静かすぎたのだ。

治療や病状の話が聞こえてくる。

みなさん、大変だよなぁ~😓

ところで私のところにご挨拶に来られたお隣りの入院患者さんが・・

「すいません、私イビキをかくと思うんで・・ご迷惑おかけします」

とカミングアウト。

あら~、

「だいじょうぶです。耳栓あるからですね😅」

先日、友人からもらったコレ、する時が来た💨

 

パニック障害の患者さん🙂

GWが終わり、病棟も賑やかになってきた。

貸切り状態だったこの病室にも、

午後から入院患者Nさんが入って来た。

5日間ずーーーっと一人を満喫していたが、、

ついにこの日が来た。

隣りに人がいるとやはり緊張はする。

真向かいのカーテン越しにナースとのやり取りが聞こえてくる。

テレビカードを買いたいが、財布に千円札がないらしく万札を崩しに行くらしい。。

テレビカードは1枚千円。

テレビカードの自販機は千円札しか使えないようになっている。

 

ナースが去った後、カーテン越しに声をかけられた。

「すいません、一緒に売店に行ってもらえませんか?パニック障害なので狭い空間がダメなんです。誰か一緒だといいんですけど・・」

「いいですよ、一緒に行きましょう」

エレベーターに一人で乗るのがダメらしい。

トイレやシャワー室も鍵をかけて入れない。

狭い空間で脱出できない状況になるのが不安で恐怖なのだろう。

「いつからですか?」と聞いてみた。

「もうこれは若い時からなんです。だからこの病気(婦人科系のがん)の治療するときに、もうめんどくさいことになるんです」

 

この病院に来て感じることは、、いろんな人がいるんだなぁってコト。

同じ婦人科系の治療で来てても、一人一人の個性がある。

放射線治療のために入院して1ヶ月。

イビキがでかいおばちゃん

知的障害のある60代の人

認知症のばあちゃん

他の持病を持ってる人

その他いろいろ・・

さまざまな人生・・だよねぇ。

他の入院患者さんから見れば、わたしもそうなのだろうが・・

長期入院だから、ことさらにいろんな人と出会うし会話もする中で・・

学びだよねぇ。。

と思う今日この頃である。

祈る☘

今朝、談話室にいたら患者さんが来た。

時々見かけはしていたが、話をするのは初めてだった。

年齢は70代ぐらいか、、

片方の腕が不自然に曲がっておられ、はねるように歩かれる方だった。

でも元気そうに見えていた。

「みなさん、退院されて寂しくなりましたね~」

「わたしも来週の水曜日に退院するんです」

「そうですか。いいですね、やっぱり家がいいですもんね~」

「わたしは家には帰らないんですよ。最後の病院に行くんですよ」

最後の病院・・と聞いてハッ‼とした😨

この人は末期の方なのだ・・😰

「M病院に行くんですよ。先生には痛みがないようにとだけお願いしてるんです。死ぬことは怖くないんですよ。これも自分の運命だと思ってます」

M病院はホスピスケア、緩和ケア専門の病院なのだ。

女性の表情に、暗い影はまったくない。

むしろ明るい。

死への不安や恐怖も見えない。

「去年パートナーも亡くなったし、親も見送りましたしねぇ」

淡々と話す女性の話にそうですか・・そうなんですね・・と相槌を打つ。

生きることに未練や執着も見えない。

以前はあったのかもしれないが・・

もう手放されたのかもしれない。

それにしても・・

穏やかだ・・

凛とした美しささえ感じる。

湖のような静寂さ。

死を受け容れた人って強いな。

いつもなら「奇跡は起きます、大丈夫」って言う私だが・・

その言葉さえこの人の前では薄っぺらい。

この人はすでに、違う次元にいる。

生きるとか死ぬとか、もう流れに任せているように見える。

敵わない。

魂的に敵わない・・とはこういうことなんだろうか。。

私にできることは祈ることだ。

どうかこの人の苦しみがないように・・

幸せでありますように・・

そして、

希望がありますように・・☘

病室を変えてもらう~2回目😓

昨日、また病室を変えてもらった。。

というのも隣りのベッドの認知症のばあちゃんのいびきが、ハンパないから・・

このばあちゃん、昼間はいびきをかかずにスースーと静かな寝息を立てて寝る。

だが・・

なぜか夜はいびきをかく。

それもそのいびきが日に日に大きくなる。。

意を決して日勤ナースに小声でお願いしてみた。。

「すみません。昨日の夜、隣りの方のいびきが大きくて眠れなかったんです。病室を変えてもらえないでしょう?」

「わかりました。検討してみますね」

変更がムリならムリでしょうがないか・・と諦めていた。

2回目だしね、、

そしたら・・

夕方に病室移動の話が来た。

 

「私たちの出入りが多いし、大声でしゃべるし、うるさかったでしょう?すみません💦」

と、ナースやナースエイドの方が言われるが・・

違うノダ‼

「いえ~、話し声とか物音は気にならないんですけど、いびきが気になって眠れなくて・・😓」

違うということをキッチリ言っておかねば。。

ということで昨日の夕方からこの病室にいる。

この病室、4人部屋だが・・

私しかいない。

そう、3つのベッドが空床なのだ。

ガラ~ン😑

貸切り状態。。

おっと、さすがに寂しいか・・と思ったが。。

GWが明けるぐらいから、一気に入院してくるらしい。

ならば、それまでーー

独りを満喫しようではないか‼😸

 

しかし、いびきが気になって眠れないのは私だけなのだろうか⁉

他の患者さんたちは、眠れるのだろうか?

こうやっていびきが気になるから部屋移動をお願いするのは私だけなのか?

2度目だから、気になるところである。

わがままな患者だと思われてないかな⁉😓

多少は気になる。

だが、自分の気持ちに正直に、素直に言ってみた。

いい意味で、、

わたしは我慢することはやめたのだ。

人からどう思われるか?

人の顔色をうかがったり、自分を犠牲にすることはやめたのだ。

大事なことはーー

どのような言葉で、どのように伝えるか?だからね🥺

おたがい、いい気分でいられるようなコミュニケーション。

「ありがとうございます」という感謝の言葉、、

・・だろうと思う。

乳がん患者さんと話す👩‍🦲

入院患者さんと時々話をする。

この病棟は乳腺科の患者さんも入院してくる。

おいくつぐらいだろうか。。

80代前後の女性、抗がん剤治療の後に手術。

明日が退院だそう。

「おめでとうございます😀よかったですね!」

「今度は放射線治療ですよ」

首のリンパ節に転移したがんの放射線治療が始まるらしい。

その女性、保護猫😸を飼っているという。

それも7匹❗👀

「猫ちゃんより長生きしないと・・」

入院中は、娘やダンナさんが面倒を見てくれているそうだ。

「あー、山にも行かないと」と言われる。

ハチク(タケノコの一種)がこれからの時期採れるらしい。

みんながんばっているのだ。

そうね、先のことを心配してばかりいてもしょうがない。

過去を悔やんでもしょうがない。

未来を不安がってもしょうがない。

【今】をどう生きるかなのだ。

お向かいさん、退院🏥

今日また、病室の真向かいのベッドの患者さんが退院した。

手術後個室から4人部屋のこの部屋に入ってきた。

あいさつする程度だったが、昨日は2時間ぐらい話をした。

【Tさん】年齢は40代後半ぐらい。1年前にS病院で大腸がんの手術。

原発は大腸がん。その後卵巣への転移が分かりこの大学病院で開腹手術したばかり。

「痛いのがイヤ。副作用がきつくて抗がん剤治療したけど途中でやめた。で、主治医が上から目線で言ってくるのでケンカですよ。わたし、気ィ強いんで。その主治医変えて!って言って変えてもらいましたよ。息子と娘がいるんだけど、空気読め!っていつも言われる。でも、わたしは気にならない。フフッ😏」

ほおおおっ❗おもしろい人だなぁ👀

日本人にはあまりいないタイプ。。

「まぁ、20代や30代でもないし・・。わたし、とにかく痛みがイヤだから最期死ななきゃいけない時は、スイスに行こうと思って・・」

「スイス?」

「安楽死できるから、あの国は。日本じゃモルヒネ打たれて、、そのうち効かなくなってきついだろうし。」

ほおおおっ‼

「まぁ、でもガンが消えるときもあるし不思議なことは起こりますよ。奇跡みたいな。。何か信じてるモノってあります?」

「自分を信じます」

ほおおおっ‼

「そうですか。なら自分を信じれば大丈夫ですよ。」

で、最後に海外から輸入して服用しているという薬💊の話をしてくれた。

私が興味を示したので教えてくれたのだ。

ネット検索したが、変な薬ではない。

日本にもありはするが、がん患者に適応ではない。

だから病院では処方されることはないのだ。

「そんなにいい薬ならどうしてガンに処方されないのですか?」

「お金がからんでるんですよ。抗がん剤とか1人ウン百万とかかかるでしょ?」

つまりだ、治ってもらっちゃ困る・・ってことかい⁉病院の運営にとっては。

「まぁ、いろいろ調べてみてください」

とりあえず、情報として聞いておこうと思った。

このTさん、自営業で全国をあちこち飛び回ってる・・らしい。

「いったい、何の仕事されてるんですか?」

エステのインストラクターをやっている・・という。

「へー、すごいですねぇ。いろいろ勉強されたんでしょう?」

「いえいえ、離婚して子どもたちを育てないといけなかったから。それに、わたし、こういう性格だからお勤めとか向かないでしょ?人からどう思われるとか、全然気にならないし、、フフッ😏落ち着きもないし、でもフットワークは軽いんで」

おたがい、いい方向に行けばいいですね・・とあいさつを交わし、見送った。

ブランドに身を包み、Tさんは退院して行った。。

病室のお仲間が退院💐

入院生活10日目🌱

昨夜はよく眠れた。。

真向かいの入院患者さんと話すようになった。

Mさん、53歳、子宮頸がんで2泊3日の入院。

抗がん剤治療を終え、午前中退院された。

このMさん、気さくでおもしろい人だったな~。

最後はLINE交換をして、病室からお見送りした👋

病棟で出会う全員と親しくなるわけじゃない。

同じ病室になったのも何かの縁である。

大学病院なので、がんの人は多い。

あるいは、他の病院では治療が難しい患者さんが治療に来ている。

ここでしばらくの間、一緒に暮らす人たちはお仲間である。

病院生活は退屈なものだ。

そして不安なものだ。

話す相手がいればなぁ・・と思うのも人情だろう。

べったりではなく、適度な距離感で、たま~に話せる相手がいい。

今回の私の入院生活は長い。

病室のメンバーは、数日単位で入れ替わる。

あと1ヶ月ちょっとの入院生活。

どんなご縁があるだろう。。